薩摩錫器 岩切美巧堂
薩摩錫器
鹿児島県伝統工芸品
薩摩錫器は、約300有余年の歴史があります。
1655年に錫鉱山が発見され、島津光久公が幕府より採掘許可を得て創められたことが始まりです。
現在も昔ながらの製法を受け継いでおり、茶器や酒器、花器など精緻な細工を施した作品が全て手作業で生産されています。
これまで岩切美巧堂では創業以来、全国伝統工芸入賞や万博出展、また天皇陛下献上品として認められた作品が数多くあります。
薩摩錫器の特徴
⑴錆びず、無害で安全性が高い。
⑵気密性が高く殺菌効果があるので、茶葉の保存には最適です。
⑶分子が粗いため、不純物を吸収し水を浄化する働きをもっています。
⑷イオン効果が高く、焼酎やお酒の口当たりがまろやかになると言われています。
木よりも素直な性質で、細工がしやすい錫